平成19年の訪都外国人数は約533万人
前年比10.9%増と順調な伸び
平成20年7月4日
産業労働局
産業労働局
東京都では、平成19年(1月~12月)の都内観光客数、観光消費額及び経済波及効果を調査し、観光行政の推進の基礎資料として、調査結果をまとめました。また、今回初めて、外国人旅行者行動特性調査を別紙のとおり実施しました。
平成19年度東京都観光客数等実態調査結果のポイント
1 観光客数
平成19年に東京都を訪れた外国人旅行者は約533万人(10.9%増)、国内旅行者は約4.4億人(2.8%増)と、2011年に外国人旅行者700万人・国内旅行者5億人誘致の目標に向けて順調な伸びを見せている。これは、アジアからの旅行者を中心とした訪日外国人旅行者の増加傾向とともに、これまで都が取り組んできた世界への東京の魅力発信、観光資源の開発、受入体制の整備などの施策の効果が現れたものと考えられる。大規模複合施設など新たな都市空間の創出や、相次ぐホテルの開業、ミシュラン旅行ガイドによる都庁舎、明治神宮、高尾山など多様な観光スポットの三ツ星評価などにより、東京の都市の魅力が世界から注目されていると考えられる。
2 観光消費額及び生産波及効果
訪都旅行者が都内で消費した金額は、4.4兆円(4.0%増)で、うち外国人旅行者によるものは3,592億円(5.7%増)となっている。また、この観光消費が都内経済に及ぼす生産波及効果及び雇用効果は、9.8兆円(3.9%増)・55万人(4.1%増)で、うち外国人旅行者によるものは7,880億円(5.8%増)・4.4万人(5.4%増)となっている。生産波及効果の9.8兆円は、都内生産額の5.9%(0.2%増)に及ぶ。
※括弧内は対前年比
調査手法
「全国観光統計基準」〈(社) 日本観光協会作成〉に基づき、東京都の観光特性を加味して調査・推計- 都内全観光関連施設、行・祭事・イベント主催者、宿泊施設に年間の集客数を照会
- 観光関連施設16箇所、宿泊施設33箇所、港・空港5箇所において旅行者アンケート
- 1の集客数回答結果と2のアンケート結果による旅行消費額から、訪都旅行者数、生産波及効果、雇用効果、税収効果等を推計。調査対象に外国人も含め、都内、都外、外国人別の集計を実施
◇1の調査の回収率は、観光関連施設67.1%、行・祭事・イベント主催者88.9%、宿泊施設42.5%です。また、2の旅行者へのアンケート調査の回収率は、62.1%となっています。
※平成19年度東京都観光客数等実態調査概要(PDF形式:443KB)
| <問い合わせ先> 産業労働局観光部企画課 電話 03-5320-4721 |
〔別紙〕
調査期間 平成20年2月~3月
調査地点 都庁内の東京観光情報センター(都庁第一本庁舎1階)
調査対象 東京観光情報センターを訪れた外国人旅行者
標本数 1,405件
平成19年度外国人旅行者行動特性調査の概要
調査目的 東京を訪れる外国人旅行者の消費行動の特性、満足度等について把握し、今後の施策検討の参考とする。調査期間 平成20年2月~3月
調査地点 都庁内の東京観光情報センター(都庁第一本庁舎1階)
調査対象 東京観光情報センターを訪れた外国人旅行者
標本数 1,405件
調査結果
1 最も満足した街
新宿(19.1%)が最も多く、次いで銀座(10.4%)、渋谷(6.9%)となっている。アジアの旅行者(以下、「アジア」)は、銀座(15.4%)やお台場(9.3%)の割合も高い。
2 訪問目的
「買い物(49.8%)」が最も多く、次いで「散策」(41.6%)、「風景」(35.1%)となっている。 アジアは「買い物」(59.8%)、欧州・北米・豪州の旅行者(以下、「欧・米・豪」)は「散策」(51.2%)の割合が最も高い。 「伝統文化/歴史的施設」の割合は、アジア(17.6%)より欧・米・豪(40.9%)の方が高い。3 情報の入手先
ガイドブック(56.3%)が最も多く、次いでインターネット(46.7%)、知人(36.5%)となっている。 欧・米・豪の7割(70.9%)がガイドブックを利用、アジアは旅行会社(25.5%)の利用率も高い。4 移動手段
地下鉄(61.3%)、電車(53.0%)といった公共交通機関を利用している旅行者が多い。5 周辺で訪れた場所
公園(55.9%)が最も多く、次いで飲食店(46.5%)、百貨店(43.7%)となっている。アジアは百貨店(49.7%)、欧・米・豪は公園(68.3%)の割合が最も高い。
6 食事
外国人旅行者の9割以上(91.1%)が訪れた街で和食をとっている。和食の中では、すし(59.9%)が1番人気。ラーメン(44.1%)、そば/うどん(34.4%)がこれに続くなど、麺類の人気も高い。 和食以外では、中華料理(19.3%)の割合が高く、イタリア料理(15.2%)がこれに続く。
7 買い物
品目分類別では、食料品の購入割合(65.9%)が最も多く、装飾品(46.3%)、工芸品(43.2%)、和小物(42.8%)、衣料品(37.4%)がこれに続く。個別品目では、菓子(37.9%)、電化製品(28.8%)、日本茶(24.9%)の順となり、アクセサリー(20.6%)、洋服(18.1%)、バッグ(17.0%)など、ファッション関連品目の割合も高い。
購入場所は、百貨店(44.9%)、商店街(39.0%)、土産屋(30.7%)の順となっている。
決済手段としては、9割(88.3%)が現金で、クレジットカード利用者は5割未満(44.3%)にとどまる。
[備考] 「1 最も満足した街」を除き、すべて複数回答。括弧内は、サンプル数に対する回答数の割合

















